保健室に行こうと教室を出て階段へ向かう。



階段はひんやりしてて気持ち良かった。



ちょっと休もう…



座って壁に頭を預ける。



「あれ? 樹里ちゃん」



「あ…」



そこにいたのは工藤(太陽))君であたしの横に腰をおろした。


「どうしたの?」



「ここ…冷たくて気持ちいい…か…ら…」



そこまでであたしの意識は途切れた。