雷鳴るなら行きたくないなぁ……。



でもこれが最後だから、行かないとね。



下がり始めたテンションを上げようと気合いを入れて準備に取りかかる。



頭には雷のことしかなくて、ならないことを祈るしかなかった。




待ち合わせの駅に行くと、1人の女の子が3人の男に絡まれていた。



「い、いや!」



「いいじゃん、俺らと遊ぼうよ♪」