時雨が俺に対して言ってきたのはあの日以来だ。 俺、知ってるんだぜ? お前が樹里ちゃんのこと好きって…。 メールをしてるのも知ってる。 俺は、お前が樹里ちゃんを好きになって自分の気持ちに正直になったことが悔しかった。 俺にあんなことしといて…! でも、 それ以上に……