その子がちょうど出てきたから声をかける。 するとその子は俺を見て驚いた。 「ちょっと聞きたいんだが…樹里、何で嫌がらせ受けてるのか知ってたら教えて欲しい」 少しの沈黙のあと、その子は口を開いた。 「太陽様ですよ……」 「……は」