すっごいドキドキしてる…俺の心臓…! この手をずっと離したくないと思ってしまった。 「すげー心臓の音」 「違っ」 「ふっ…俺のだよ」 樹里ちゃん、君を時雨にも誰にも渡したくないって思うんだ。 変かな? この俺が…好きを邪魔にしてた俺が…… 好きなんて――