このリボンの色は――3年生か…。 「ねぇ、ちょっといいかしら?」 「あ、はい…」 あたし何かしたかなぁ…? 疑問に思いながらもついていった。 3人が足を止めたのは普段誰も来ない非常階段―― 「率直に言うけど」 ……………っきた。 あたしは生唾を飲み込んだ。 「あなたね、調子に乗るのも大概にしなさい」