SUN or RAIN ①





「あ!」



あたしが好きな作家の木村英彦さんの本だ。



男の子はあたしが急に声を上げたから驚いていた。



「木村英彦さん、あたしも好きなんだ!」



「ふーん」



「その本は読んだことないなぁ…。どんなお話しなの?」



木村さんは、いろんなジャンルの話を書く方だから今回の話しも楽しそうだな。


教えてくれるのかと思ったのに、自分で読めって言われた。



教えてくれたっていいじゃん。