「そう言えば、スカウト断っちゃったんだって?」 その話か…。 「あぁ」 お袋はもったいないと嘆くが、モデルなんて… 「…興味ない」 俺には向いてない。 太陽がするならいいだろ? 俺がする必要はない。 「ごちそうさま」 俺は親父から届いたFAXを手にとり自室へ戻った。