「ありがとう」 「別に、元はと言えば俺のせいだし…ごめん」 「ううん」 しばらく冷やしたら赤みも大分ひいたみたいだ。 「…行くか」 「うん」 それから話すことが見つからず、会話なく家まで送った。 「あ、太陽君からだ」 太陽からのメール――