階段おりて、息切れした、私。体力ないなぁ、←

「蒼汰くん!」
そう呼ぶと、蒼汰くんは、振り返った。
「葵さん!」
ニヘッと笑う蒼汰くん。可愛いらしい。あいかわらず美形だなぁ、

門に集まった、女の子たちは、「可愛い!、」とか、ガヤガヤうるさい。

「ん、まぁ、ご飯食べに行こ?」

「あ、はい!」
私がうでを引っ張って、リードした。
「晩ご飯おごってもらえるなんて、すいません。」
「いいよいいよ!」
とか、たわいのない会話をした。
左から、車が、きた。蒼汰くんは、左に行った。そして、私の腕をひっぱって、リードしてくれた。

「危ないですよ、道狭いですから。」

「あ、ありがとう」

顔が熱い。心臓がドキドキいってる。

たぶん、今ときめいてる。でも、こんなタイプじゃない人にときめく訳がない。
こんなこと男の人にされたことないからだと心の中で唱える。

っていうか、この人私より身長微妙に高い。
みょうに、蒼汰くんが、男に見えた。
そういえばこの人の事何も知らないなぁ、、

「身長何㎝?」
聞いてみる事にした。
「え、?170です、、ちっさいですよね?」

「私より高いじゃん!160㎝だよ私なんか。」

ふふっと、蒼汰くんは、笑った。
キュン。。
え?え??今、え?うん、気のせいだ。きっと、

とりあえず、蒼汰くんに色々質問してみる。

「何歳?」

「同い年です。」

「誕生日は?」

「8月25日です。」

「血液型は?」

「ABです。」


はっと気づく、こんな質問ばっかりこまるよね?

「ご、ごめん、、質問ばっかりで、、」

「大丈夫ですよ!そっちも教えて下さい。」

「年は、同じ。誕生日は、9月14日血液型O型。」

あ、もうすぐファミレスに着く。