黒く、あまりにも残酷で




女の誘いも断って、走って公園にいってみた。


17歳といった女の子。


服と化粧のせいか、年相応に見えなくもないがどこか幼さが残っていた。


朝と同じところにいる女の子。


「お待たせ」


勢いよく振り返った女の子は、満面の笑みを向けた。


それはあまりにもかわいくて、少しときめいたことは内緒。


「おにーさん、遅いよ。お腹へっちゃった」


「ん、ごめん。・・・荷物ないの?」



家出少女の割には荷物がない。

服ぐらいはもってくるもんじゃないのか?


なんて疑問はすぐにきえた。


「パパと喧嘩して、急いで出たからけーたいしか持ってこなかったんだ」

年頃の子は大変だな、


なんて人事で。


「じゃ、いこっか」


すぐに折れちゃいそうな足を出した格好。

変に欲情してしまう。