えっ!! 紗綾来ないの……


まぁ風邪なら仕方ないか……


「お・だ・い・じ・にっと。


じゃあ行こっか!!」


「え!? 帰るという選択肢は……」


サクが遠慮がちに聞く。


「「「ない!!」」」


見事にハモられて


サクは見るからにうなだれている。


ここで帰られるわけにはいかないんだから!!