クローバー


それを聞いてサクが笑いだした。


「やっぱり瑠璃ちゃんか…プッ…」


まだ笑ってる……


サクが笑ってくれるならいいか……って!!


「ちっが~う!!


自分こそその変な格好どうにかしなさいよ!!」


サクはジーパンにチェックのシャツ……


と、ここまでは普通だが、


背中に大きなリュックをかるい、


両手にこれまた大きなバックを持っている。


……例えるなら、


軽く三泊はできるぐらいの荷物だ。