『がんばってね。朱音ならできる!!


で、いつするの?』


唾を呑み込んで、話始める。


「その事なんだけどね。


お願いがあるの……」


――『了解!! 玲衣にも伝えとく。』


時計を見ると、まだ10分も経ってない。


ずいぶん長く感じたけど。