ふと後ろを見ると隼人くんが立っていた。 山野先生に礼をすると隼人くんが私を進路指導室に連れていった。 「杏?久しぶりだな。」 「…隼人くんだよね?」 おもむろに口を開く。 どんどん言葉が溢れてきて質問攻めにしてしまった。 「お医者さんになったんじゃなかったの? どうしてここにいるの?」 「びっくりしたんだ(笑)俺は医者だよ。でも杏の夫でもあるから」 隼人くんは爽やかな笑顔でさらっと言った。 「俺はね杏のあの言葉ずっと覚えてよ。杏は本気になん思ってないる