長州が新撰組の人間にそんなこと言って良いわけ?

「うーん…折角なんだけど、

今は新撰組の人間だからさ。

新撰組が入れてくれなかったら

長州にくるつもりだったんだけどー…」

「そっか、残念だな。

ま、凪くんが新撰組の人間でも

僕には関係無いんだけどねぇ。

凪くん気に入ったしー?」

そうかい…

「それはどうも。

じゃあそろそろ俺は戻るかなー」

日も沈んできたし…

本当どれだけ話してたんだよ、って感じ。

「そうだねー、僕も帰ろうかな…。

早く帰らないと

五月蝿い奴もいるし……

じゃあまたね、凪くん。」

「あぁ、また。」

ふぅ、帰りますかー…

俺は稔麿と別れ甘味屋を後にした。