4LOVE!

「??愛子!?」


それに気づいた亮ちゃんが寄ってくる。


「愛子!?発作か?」

「そ・・みたい・・。ごめん・・ね。」

「心配すんな。俺はずっと味方だ。」


そういって亮ちゃんが私に触れた。


「触らないで!!」


言った後に後悔した。

亮ちゃんはただ運んでくれようとしただけ。


それなのに・・・。


「愛子?」

「ごめん。しばらく1人でいたい・・。」


そういって、学校を後にした・・・。



しばらく歩いたら、家の近くの川原があった。

「あ・・・。」

「あ、愛子センパイ!」

「悠斗くん。学校は?」

「俺、最近いけてないんっす。」


不思議と聞きたいと思った。


「どうして・・?」

「俺、いじめられてて・・・。」

「え・・?」


私と同じ・・。


「ただ、サッカーがしたいだけなのに。それで努力して選抜メンバーに選ばれると、ねたまれて。」

「そっか。私も過去いじめられたよ。」

「え?!」

「私昔はねこんなんじゃなかったの。」


静かに話し始めた。