4LOVE!


携帯を開くと、メールが2件入っていた。

1つは、ちぃちゃん。もう1つは亮ちゃんだった。


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愛子?

今日は夢否定したりしてごめんね?


私、愛子の夢ならなんだって応援するから!!

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別に怒ってなんかないのに・・・。

ちぃちゃんに明日謝ろう!!


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よぉ!

あれからちゃんと考えたか?

俺は自分のことは自分で決めてたころの愛子が好きだぜ!

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そんな時期もあったな・・・・。

だから今内気になったし、リーダーシップもとらなくなった。


私は行動が原因で、いじめに遭い控えめに生きるのが妥当となった。



「愛子ー?亮二くんから電話よ!」

「あ、はーい。」


リビングに降りると、ママが受話器を持ったままにやついてた。


「愛子、亮二くんから電話なんて珍しいじゃない。もしかしたらすきなのかもよ!」

「ママやめてよ。亮ちゃんに聞こえるし!」


受話器を耳に近づけると、亮ちゃんはクスクス笑ってた。



「相変わらず、ママさん面白いな。俺はお前の恋ちゃんと応援するからな。」

「え、うん・・・。」


私には特に好きな人もいないし、亮ちゃんが好きなわけでもない。


なのに、少し胸が痛んだ。


「愛子?」

「あ、うん、で何?」

「あのさ、今日のことだけど、決めた?」


やっぱりか・・・・。


私は本心を話すことにした。