挨拶やら何やらで状況の把握が出来なかったが、今思えば変だった…

すべての行事をドレスを着て行っていたことを…

「あと、何処に向かう気だ…」
ふと窓の外を見てみると目まぐるしく景色が変わっていた…

今城ごと空というか…空間自体を移動させている。

「どこともうしますと…離れたところとしかいいようがございません。」

「最悪だ…」

俺の国は人種という人種が混ざっている…
吸血鬼に妖怪、精霊、人間、神、エルフ…そこにもハーフがいるなど、いろいろいる…

俺は人間と王族のハーフだ…ベガルは純血の吸血鬼日の光は平気だし清水は力が少し弱くなる程度らしい

「そろそろ着くようですよ?」

「そうか…じゃあ俺は部屋に戻っている…」

「かしこまりました。」

ベガルを見送って部屋に向かう、この城は何でもそろっていっても過言ではない風呂に調理場何故かプールにオペラハウス…まぁ生活には何にも心配はないくらいだ…