どうか…時間を止めてください。 こうやってみんなと過ごせるのが最後なんて思いたくないよ…。 「ちょっと…みんな酔い過ぎ!!」 要も顔には合わず凄くお酒を飲んでいる。広輝くんなんヘロヘロ。優介も少し酔ってるし…ましてや裕也くんまでもが! でも、あたしにはいい機会なのかな? 「…愛莉、いな、くなるなっ…」 要の寝言が聞こえる。いつの間に寝たの!?って思うくらい寝るスピードが速かった。 と、次々眠っていき起きているのはあたしだけとなった。