「そんでもって…要の父親だ!」 ふふん!というように言ってきた。…要のお父さん? 「きゃぁーーーーますます、すみませ「謝んなくていい」」 要があたしの言葉をさえぎった。 「なんで?」と聞くと… 「じじぃが嫌いだからだ」 ええー!?そこ?…そこは気にしないでしょ?…なんなの要って…。 「愛莉ちゃん…入学式…」 「あっ!…そうだった…。いってきます!」 とあたしはもうダッシュで理事長室を飛び出した。