「さいてーっ!!」 あたしは要に平手打ちをした。 「いってーよ!…まじ手加減なしだな。からかってるだけなのによー」 「それがいけないの!!なおしなさい!!」 「へいへーい」と、適当な返事をする要。 あーちゃんと人の話聞いてほしいんですけど!! 「あ、愛莉ちゃん…要たち…。入学式始まるぞ?」 「あっ!本当だ!裕也くんありがとう!…裕也くんが一番頼れるー!」