ローグたちはネリネからの情報で思案するも、良い案はなかなか出なかった。

「あの呪文は関係あるのかな?」

 黒ローグ。

「さあ、どうだろう」

 チョーカーローグ。

「もっぺん唱えてもらえば解るんじゃね?」

 チャラローグの言葉に、他の3人が軽く睨みを利かせる。

「え……? オレなんか悪いこと言った?」

「それで君たちはここに飛ばされたんだぞ、また増えたらどうする」

 オリジナルローグが眉を寄せた。