ネリネは、玄関の扉を閉めると大きく溜息を吐き出す。 そして、キリリとローグを見上げた。 「ばっかじゃないの!」 「なんでだよ」 「あんたね、あんたはこの世界の人間じゃないのよ」 「んなの解ってるよ」 わかってない! ゼッタイわかってないよこいつ! それになに? サラってば、なにが「ワイルドなローグも格好いい」よ! こいつはワイルドじゃなくてチャラいだけじゃない! 「なに怒ってんだよ」 「しらない!」 靴を脱いでプイと家の中に入っていった。