なんだかんだで時間が過ぎて夕方になり、ネリネは家に戻った。 3人のローグは、これからどうするのかを話し合うらしい。 「きっとあたしのせい……だよね」 認めたくはないけれど、タイミング的にも自分が原因だとしか思えない。 「あたしにこんな力があったなんて」 喜んでいいんだか解らないが、平凡な落ちこぼれじゃない事に少しの優越感が芽生えた。