完全に責められると思った
だけど……
「なんか、あったら俺に言えよ」
「?…」
予想外の言葉だった
他のメンバーも頷いてくれた
その目は、力強かった
「意識が戻りました」
ナースの声で、病室に行く

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
う…
私…生きてるの?
誰が……
目をあけてみる
「おい…」
誰かの…声…
!!!!!!
ウソ!…うそ、まさか…
やっと視界がしっかりしてくる
「もう退院していただいてよろしいですよ」
っと白衣を来た人が言う
「あ、あの…」
状況がわからず声を挟む
「この人が、貴方を、下で受け取ってくれたんですよ」
ナースが一番近い人を指差す
「ありがとう…ございます、っあ…迷惑かけるんで…帰り…」
ベットから降りながら言う、だけどその途中で誰かが私の腕をつかんだ
「今日…は、俺の家に来い」
何をいっているのか、わからない…
サングラスを掛けていて誰かはわからないけど…優しい声だった
「あ…」
その人は私が、言葉を返す前に私を抱き上げた…
「や、やめ…」
その時!
サングラスの隙間から、顔が見えた…
ウソじゃなかったんだ…
また、救ってもらった…
貴方に…
その人は私を抱き上げたまま、病室を出た
病室を出るとおろしてくれた
「俺に、ついて来いよ」
「うん…」
他の人たちも病室から出てきた

私はみんなと、車に乗った…
どこに行くんだろう?…
っと思い、外を、眺めていると、
横にいた人がサングラスを撮った
「俺は、田中恭平。よろにくね」
「あ…え?…」
薄々はわかっていたものの、いざ言われると、驚く
「んまぁ…そう言う事だよ…なんとなくは…わかってるっぽいし…っあ俺は波川勇作よろしく」
助手席に座っていた人がいう