♥♥♥信長の愛しきひと…淡雪のような恋♥♥♥

冷たい床に
座るがいい


決して 
一晩ともたぬ

 

あの細き体で
この私に 
どれだけ
抵抗できると 
考える?




明日

いや 
今晩中に


泣きをいれてくるに
違いない……



牢屋に 
入れた菊を
想像し


景虎は
胸を痛めながらも



従わせたい一心から
冷えた牢屋に


菊を監禁したのだった。