♥♥♥信長の愛しきひと…淡雪のような恋♥♥♥

「何か
私の身元がわかるものが
あればいいのですが」


菊は地面を見渡した。





「よい!
そんなもの……

無くても良い!」



怒った様に 
大声をあげる信長。





菊の顔をじっと見てから


菊の両腕を 
がっしりと掴んだ。