♥♥♥信長の愛しきひと…淡雪のような恋♥♥♥

由花の肩に手をかけ

「……こっちを向いてくれんか?」
と、切なそうに言って来る。


仕方なく景虎の方を
向いた由花。



「夢のようじゃ」


「え?」


「お前のような女子(おなご)に逢えた事が何より嬉しい。
雷鳴に震えるお前を守りたいと
心より願ったのじゃ。


誰かの寝顔を見ていて愛しいと
思えたのは初めてじゃ」


「あ」

なんか、こそばゆい事
次々と言ってる

この人って
もしかして 
私を好きなのかな?