雷が
どこか近くへ落ちたようで
ドーーーーーンと
大きな音をさせた。
びっくりして
飛び起きた由花。
隣にしかれた布団の上に
大の字になって
いる景虎の姿があった。
寝息が聞こえる。
こんな雷の中
寝られるんだこの人。
由花は
まじまじと
景虎の顔を見つめた。
端整とも言うべき
その顔は
ほの暗い部屋の中でも
充分に美しかった。
この人
私が怖がってると思って
来てくれて
隣に寝てるだけなのかな?
どこか近くへ落ちたようで
ドーーーーーンと
大きな音をさせた。
びっくりして
飛び起きた由花。
隣にしかれた布団の上に
大の字になって
いる景虎の姿があった。
寝息が聞こえる。
こんな雷の中
寝られるんだこの人。
由花は
まじまじと
景虎の顔を見つめた。
端整とも言うべき
その顔は
ほの暗い部屋の中でも
充分に美しかった。
この人
私が怖がってると思って
来てくれて
隣に寝てるだけなのかな?


