♥♥♥信長の愛しきひと…淡雪のような恋♥♥♥


信長は竹林の銀梅草の辺りへ来て
驚愕した。


なんと! 


足跡が……



数人の草履の足跡、ふみつけられた銀梅草。


菊が好きな花を
このように無残に踏みつけて
どこかへ行くはずも無い…



とすれば…



信長は周辺を歩き回り

何人か人が通ったように草が
倒れている所を見つけた。


それは大きな道まで 
続いていた。



これは……


信長は拳を固く握りしめた。