♥♥♥信長の愛しきひと…淡雪のような恋♥♥♥


信長は 
林の中を
どんどん進み


ついに 
女の前に来た。



「!なにか・・・・御用ですかな?
信長様。」



信長が来た事に
驚きながらも


女を 
自分の背中に隠す勝家。



「?
勝家であったか・・・


後ろにおるのは・・・・
お前の女房か?」


勝家の背中に 
隠れて


菊は 
久しぶりに聞いた愛しい人の声に
涙していた。



泣き声が漏れそうになり


菊は 
口を抑えた。