♥♥♥信長の愛しきひと…淡雪のような恋♥♥♥

「信じられません・・・
私が邪魔になってそれで・・・」


「落ち着いて・・・
気持ちは 
それがしとて・・・
わかるつもりです。」



勝家が 
静かに言う。



「菊殿を 
林に見つけてから


ずっと・・・考えておりました。


信長様に 
菊殿が見つかった事を
しらせるべきか

否かを・・」



その言葉に

玉が 
くいついた。


「何を申されるか!

この菊を 
信長さまが


どれだけ 
大切に想うておったか


この玉が 
生き証人ぞ!」