ご飯を もりもりと 食べる真奈美を 笑顔で見つめる景虎。 あの おなごは・・・ こんなに うまそうに わしの前で一度も 飯を食うことは なかった・・・ わしの前では・・・ 一度も・・・ いつも どこか寂しげで 心は我がものに ついにならなかった おなご・・ それでも それでも心の底から 愛しかった・・・ 力づくでも欲しかった おなご 思い出すたびに 我が胸は 張り裂けそうになる あの 美しき人・・・ もう一度 会えたなら……その時は……