♥♥♥信長の愛しきひと…淡雪のような恋♥♥♥


「あの・・・・・」



「そなたは 
同じ匂いがするのう・・・」



「え?」



「・・・・・・
なんでも・・・ない。


腹は?空いてないか?」


綺麗な顔の男に
優しく笑顔で聞かれ
真奈美は

ぽーーーーっとなって



「あの・・・はい・・・

ぺこぺこで・・・」




「ぺこ?


なんだか 
妙な言葉を使うところも・・・・



似ておる・・・」


そう言って
寂しげに微笑んだ男。

男の名前は、長尾景虎だった。