♥♥♥信長の愛しきひと…淡雪のような恋♥♥♥

「信長・・・さま・・・
やっと ・・・・逢えた・・・」


菊は 
嬉しそうに微笑んだものの
すぐに痛そうに顔をしかめた。



「・・・何とした事だ・・・
菊・・・すまぬ。

少し・・・少しだけ
待っていてくれ」


そういうと
怒りに震えた信長は
寺の方向を
キッと見据えた。



「おのれ!
武田 晴信!

はかりおったな!


決して、菊を傷付けたこと
許さんぞ!」


ひゅん・・・・

弓矢の音がした。





立ち上がった信長の頬を


矢が 
かすめていった。