菊の肩に 矢が刺さり 信長が抱きとめた菊の背中に 真っ赤な血が流れた。 「き・・・・菊ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!」 信長の手に 愛しい菊の血が 触れる。 信長の顔色が みるみるうちに 真っ青になった。 菊・・・・そなた まさか 庇ったのか? この信長を・・・ 信長は 地面に倒れこんだまま 菊を抱きしめ 震える手で 菊の頬に手をあてた。