「噂どおりの・・・・ 大ばかもの・・・・か もしくは その反対か・・・・」 晴信が菊の傍を離れ 家臣となにやら 話し出している。 菊は そのスキを見計らって 前ばかりに集中する兵の後ろを通った。 沢の方向へ・・・・ 寺の敷地を出て 山道を静かに下った。 水の音がする・・・ きっと・・・・ 逢える・・・ 暗い山道に 月の光が さす所・・・・ きっと そこに・・・・