寺の中で 晴信と向かい合ってすわっている菊。 菊は 不安でいっぱいだった。 どうか・・・ 無事に・・・ 信長様と 逢える様に・・・ 寺に声が響いた。 「織田信長! この寺近くの沢に 着いたようです」 「うむ・・・・」 晴信の瞳が ギラリと 光ったように見えた。