♥♥♥信長の愛しきひと…淡雪のような恋♥♥♥

  

信長は 
丸腰で


武田との 
取り引きに応じるつもりであった。




家臣の者は 
一人も付けずに


織田殿が 
一人で来られよ・・・





そう 
文を寄越した武田に


言われた通りに
するつもりであった。




夜中に


ひとり 
城を抜け出した信長は


武田 晴信との約束の場所へ
馬を走らせた。





「信長様!」


馬で 
夜中走り出す信長の後ろ姿を


心配げに見つめ
思わず声をあげた山男がいた。


柴田勝家だ。