♥♥♥信長の愛しきひと…淡雪のような恋♥♥♥

景虎は
菊と共に
夕飯を食べていた。



大人しく従順な上に


こうして
見ていて


目が合うと
微笑んでくれる愛しい人・・・



景虎は
箸を持つ手を休めて
菊に見入っていた。



「あの・・なにか?」


横に首をふり



景虎は
酒をあおった。




もうすぐで
わしのものになる


いとしきおなごよ・・・




我が腕の中に
生涯閉じ込めて
おきたいほどじゃ・・・