♥♥♥信長の愛しきひと…淡雪のような恋♥♥♥

たまらなく
愛しく感じた景虎は


少し菊を抱きしめる腕に
力を込めた。



腕に 
菊の体のぬくもりを


もっと

もっと

感じる為に。



すると


景虎の思っても見なかったことが


また
起こった。




菊の腕が   
すこしずつ
上がり


景虎の背中に
まわり


景虎の背中に回した手に
力が加わった。