♥♥♥信長の愛しきひと…淡雪のような恋♥♥♥

「花瓶に水入れてくるね。
待ってて」

真奈美が花瓶を持って
病室を出ると
ベットの脇の椅子に


「ここいいですか?」
と言って信也が座った。




信也は
じっと由花を見ている。


そして 
持って来た花束の中から

ひとつ花を摘むと
由花の耳のそばの髪に

そっと 
さした。