♥♥♥信長の愛しきひと…淡雪のような恋♥♥♥

「じゃ・・・あらためて
紹介するね。


私の事を 
先日助けてくれた
織田 信也さん。」



その名前を聞いて


由花は
納得していた。


聞かなくてもわかる・・・


この人は 
あの信長の子孫だと・・・


でなければ


あまりに


似すぎている・・・



「どうも・・・織田です」


頭を下げる信也。




不思議だった。



こんなに短期間に


織田家の子孫と


長尾家の子孫に


こんな形で出会うなんて・・・



やはり・・・


あの洞窟へ行ったことも


戦国の世へ


迷い込んだ事も・・・



こうして
愛した人の子孫に逢う事も



全ては


神様があらかじめ描いた
宿命なのだろうか・・・