♥♥♥信長の愛しきひと…淡雪のような恋♥♥♥

「・・・・やっと
逢えました。」


医者は伏せた目を

由花に合わせてフッと微笑んだ。


「誰・・・・」


「お忘れに?」


「・・・・まさか・・・・景虎?」


「まさか・・・今は平成の世ですよ。

いつか 逢えると思ってました。


私は 
長尾 景虎の子孫に当たるものです。」


「子孫・・・」


「長尾家には 
代々伝わる家宝がありましてね。


その中に景虎の直筆の遺言状が
あります。


そこに 
あなたとの想い出が
それは、それは切なく書かれていました。


景虎は 
生涯あなたを愛し
あなた1人を想っていたようです。」


「まさか・・・・だって・・・あのひとは」