激しい口づけの後、
ほてった頬の信長が


菊を腕に抱きしめ
菊の頬を
優しくなでた。


「まこと・・・
美しく・・・・愛しい人・・・」


信長の言葉に
菊もまた
瞳を潤ませた。



だが、信長の発した後の言葉に
菊は 
目の前が真っ暗になっていった。