♥♥♥信長の愛しきひと…淡雪のような恋♥♥♥

「ところで今朝は 
早くから

あんな山で 
何しておったのじゃ?」


男が聞いた。


「帰りたくて…もといた場所へ
でも…帰り方が わからなくて」


そういうと
男は 
はっとしたような顔になった。


「もしや
そなたは

お菊殿か?」


「え?はい。どうして 
知ってるのですか?」


「いや
そうだったか……


わしとした事が」


そう呟いて 
男は

考えるように 
天井を見上げた。