♥♥♥信長の愛しきひと…淡雪のような恋♥♥♥

「菊


何が 
起ころうとも


そなたの事は


この 
信長が

命をかけて
守っていく。


だから
信じてくれはせぬか?」



「信じる?」


「そう


この心は 
何があろうと


そなただけのもの」


切なそうに 
つらそうに


そう言う信長は 
菊を抱く手を強めた。



信長には 
夢があった。


信長の夢、野望






それは 
言わずと知れた


天下統一であった。