♥♥♥信長の愛しきひと…淡雪のような恋♥♥♥

信長の手は 
大きくて、ごつごつした
男の手だった。


菊は手を繋がれて
こうして歩くだけで
心がときめいていた。





だから、菊も

このまま
ここにいられるものなら

いても構わないだろうか


そう考えるようになっていた。










すでに 菊が
この戦国の世に来てから
4日がたっていた。