きみのかけら

――――――――――
ん?ここはどこだ……?

あれは昔の俺?
あ………アスカだ。←ペットの))
俺と遊んでる。

ん?あれは父様??


『キュ~ッ!!!』

なにやってるんだ?

父様?なんで手に短剣なんてもってるの?


アスカが、父様に捕まっている。


昔の俺が泣いている…




『やめて!!グズ…ッ…!!やめてください!!父様!!やめろぉぉお!!!』

昔の俺が叫んでる。


ズサッ!!!


『キュ――――――――――――!!!』


ブシュッ!!!!

え……うそだろ?おい!!

『アスカァァァァア!!!!!!』

ククッ!!父様は笑っている。血まみれのアスカを片手に。
からだ中に真っ赤な返り血を浴びて。





ゾクッ………



あぁ……思い出した。
アスカが死んだんだ日だ。





そして、俺が始めて泣いた日。




あれ以来泣かぬと決めたはずだった――――――






ハッ!!!!





パチ!!目を開けるとそこはベッドの上だった。



『ハァ……ハァ……!!夢か………。』

スゥ~…

隣を見ると…飛鳥が寝息をたてて眠っていた。